金融業 生成AI導入事例と効果
みずほフィナンシャルグループ

活用事例
全社的な生成AI活用(業務効率化・高度化、文書作成、社内検索、AIエージェント開発)
導入ツール
Wiz Chat(社内版生成AI)、独自AI開発(Weights & Biases活用)
導入効果
2023年6月の導入開始以来、生成AIアイデアソンには2,000件超の応募。AIチャットの活用で定例会議の削減を実現。SoftBankとの戦略的提携により、将来的に低付加価値業務を最大50%削減することを目指す。
三井住友フィナンシャルグループ

活用事例
社内情報検索・参照の効率化(社内規程、通達、業務マニュアル等)
導入ツール
SMBC-GAI(社内向け汎用型AIアシスタント、RAG技術搭載)
導入効果
2023年7月のリリース後、2025年10月にRAG機能を搭載したことで、約130万件の社内ファイルを横断的に検索することが可能。国内企業のRAG活用事例としては最大級であり、まずは三井住友銀行の従業員向けに導入。社内規程、通達、業務マニュアル等の膨大な社内情報を効率的に検索・参照する仕組みを構築。
三菱UFJ銀行(MUFG)

活用事例
全行員による生成AI活用(文書作成、議事録作成、翻訳、調査対応、アイデア出し、顧客対応支援等)
導入ツール
AI-bow(ChatGPTをベースにMUFGが独自開発した対話型AI)
導入効果
2024年実績で月間22万時間の労働時間を削減。幅広い日常業務を対象。新中期経営計画ではグループ全体で年間300万時間の削減を目標。
損保ジャパン

活用事例
代理店・営業店間の照会回答業務効率化(独自LLMによる回答支援)
導入ツール
おしそんLLM(独自開発生成AI照会回答支援システム)
導入効果
年間67万件に及ぶ照会に対応するためのシステム。回答可能な照会(全体の約6割)に対して、約4割の業務時間削減。
東京海上日動

活用事例
保険代理店からの照会応答業務への活用(全営業部門・代理店ヘルプデスク対象)
導入ツール
照会応答業務特化型対話AI『AI Search Pro』
導入効果
社員1件あたりの回答時間を約4割削減、業務効率化により専門業務・創造的業務に注力、回答品質の平準化を実現。
ライフネット生命保険

活用事例
社員の生産性向上を目的に社内用生成AIを自社開発(総合職正社員の日常業務支援)
導入ツール
自社開発の社内用LLM(大規模言語モデル)
導入効果
社員の生産性向上を目的に自社開発したLLMを2024年7月に導入。導入後2ヶ月間で、利用者の業務時間を合計152時間削減。2025年1月時点でのアンケートによると、総合職正社員の利用率は87%に達する。
明治安田生命保険

活用事例
ITシステム開発全体における生成AI活用(システム設計書等のドキュメント作成、ソースコード生成、テストケース作成、トレーサビリティー・チェック等)
導入ツール
IBM watsonx(日本IBMと共同で生成AI活用「コード生成のためのAI」および「テスト自動化のためのAI」)
導入効果
内部設計から単体テストまでの工程において約25%の生産性向上を実現。2025年4月から実際の業務環境でのパイロット運用を開始し、将来的にはAIエージェントによる自動化等も視野に検討。